普通科:幼児保育進学コース
内部進学について
幼児保育進学コースは、ほとんどの生徒が併設大学・同短期大学部へ進学しています。本校と大阪国際大学短期大学部幼児保育科、大和田幼稚園との連携により、内部進学の魅力を深く知ることができます。そして大阪国際大学短期大学部へ進学し卒業するときには、幼稚園教諭・保育士になる夢が実現します。
内部進学をした場合には特典があります
- 特典1 (全員)入学検定料・入学金 →全額免除
- 特典2 (全員)授業料 →4分の1免除
約50万円安く大阪国際大学に入学!
特色ある学び
幼児保育進学コースの「目標」と「コンセプト」
目標
3年間の授業・実習を通して、「○○の得意な保育士さんになりたい」「○○は他の誰にも負けない」「○○な幼稚園教諭になりたい」と、具体的な夢を持ち、自分の得意分野を伸ばして、その夢を実現させることです。
コンセプト
3年間を通して幼児保育に関するさまざまな技術と知識を学びますが、その全てを完璧にこなすことを目指しているのではありません。幼児保育進学コースでは、生徒一人ひとりがチャレンジした中から「これは誰にも負けない」ということを探し見つけるよう、学習や実習に取り組んでいます。
幼児保育に関する授業が充実

Ⅰ「こども文化」「発達と保育」
折り紙・切り紙・壁面デザイン制作・自己紹介ブック制作・絵本読み聞かせ・歌紙芝居・パネルシアター制作と発表・エプロンシアター・ワンアイテムシアター・ダンス・手遊び
Ⅱ「音楽通論」
楽譜を正しく読み、演奏する。
Ⅲ「器楽合奏」
楽器に親しみ、音楽を楽しむ。
Ⅳ「創作基礎」「創作発表」「舞台芸術」
3年生での演劇・ミュージカル発表に向けて、大道具小道具制作・衣装制作・脚本づくり・演技、すべてを基本から学びます。
Ⅴ「小児保健」
乳幼児の発達の特徴・健康管理・事故防止・点字で絵本を作ろう・手話の習得などの学習。
Ⅵ「鍵盤奏法」
ピアノを各個人のレベルに合わせてレッスン。これまでピアノに触ったことのない生徒でも、最後は弾き語りで歌えるようになります。
Ⅶ「高大連携」
大学内にて、大学の先生の授業を直接受けることができます。幼児保育に関する知識・技術を身につけるので、外部の実技に関する入試にも対応しています。

幼稚園・保育園実習
幼稚園実習が1年次に2日、2年次に2日。保育園実習が2年次に2日、3年次に3日。あわせて、幼稚園・保育園実習が9日間もあります。

たきいふれあいまつり
企画から当日の運営まで全てを自分たちでプロデュースした「たきいふれあいまつり」は、近隣の幼稚園・保育園の園児を滝井高校にお招きし、「手遊び」や「絵本よみきかせ」「エプロンシアター」「ダンス」など、日頃の学習成果を発表しています。準備がすごくたいへん、しかも当日は園児たちのパワーに圧倒されヘトヘトになりますが、終わった後の充実感がたまりません。とても勉強になる一日です。

わくわくランド
姉妹校の大和田幼稚園・大阪国際大学短期大学部幼児保育学科と3校で力を合わせて、わくわくランド を年に2回実施します。
先輩の声
幼稚園教諭・保育士、夢のかなった先輩であふれています
高校での実習先に、そのまま就職している先輩もいます。滝井生たちは、高校時代に実習させていただいた園の先生方から、「ちゃんと挨拶ができる」「礼儀正しい」「真面目で熱心」と、高い評価をしてもらっています。そんなことから、高校~短大卒業後には、実習先の園に就職している先輩もたくさんいます。
鎌田 真菜美(寝屋川市立第八中学校出身)
平成27年卒業
大阪国際大学短期大学部を卒業後
社会福祉法人一条学園で保育士
私は、小さいときから、将来の夢は保育士になることでした。小学4年生の時に弟が生まれ、世話をしているうちに、保育士になりたいとより強く思うようになりました。中学3年の時、大阪国際滝井高等学校でのオープンスクールで教育方針やカリキュラムなどを知り、入学しました。1年生から子ども達と触れあうことや、実習で保育士の仕事を間近で見る機会があり、幼児保育を目指す者にはとてもためになる高校だと思っています。滝井での3年間で自分の夢が現実味を帯び、併設の大阪国際大学短期大学部幼児保育学科で学びたいと思うようになりました。
短大では、保育士資格の他に、幼稚園教諭、認定ベビーシッター、レクリエーション・インストラクターなどの資格も取ることができました。短大を卒業して、一条学園に就職し、毎日やりがいを感じながら、そして、園児や先輩の保育士からいろいろ学びながら仕事をしています。保育士になれて、本当に良かったと思っています。私を保育士に導いてくれた滝井高校の幼児保育進学コースに、ぜひ入学してください。
カリキュラム

※ 3年「舞台芸術」は芸術科、「創作発表」は家庭科に帰属し、相互に連携しながら開講する。
※ 3年「高大連携B」「高大連携C」は、前期に高大連携B・後期に高大連携Cを実施する。