滝井通信
クラブ活動

合同朝礼(春高バレー 準優勝を称えて)

2021.01.12

 みなさん、おはようございます。校長の松下です。
 みなさんもご存知のことと思いますが、バレーボール部が「春の高校バレー」で準優勝を果たしてくれました。また加えて、大会出場選手の中から6人だけが選ばれる「優秀選手賞」に、本校から鹿嶋明里さんと中本柚朱さんのお二人が選ばれました。
 本日はその報告とお祝いのため、臨時での合同朝礼を行いたいと思います。

 改めまして、バレーボール部のみなさん、準優勝おめでとうございます!
 優勝にあと一歩及ばなかったという意味では悔しいことと思いますが、全国大会準優勝は誇るべき輝かしい成果です。本当によく頑張りましたね。最大限の賛辞をもって称えたいと思います。

 思い返してみると、昨年の春高バレーが終了して新チームになって間もなく、コロナ禍で約3か月間休校となり、バレーボール部のみなさんもチームとしての練習が出来ないという事態になりました。先が見えない中、本当に苦しい時期だったと思いますが、休校明けに久し振りにみなさんに会った時のことがとても印象深く残っています。みなさんの顔は日焼けで真っ黒でした。限定された厳しい環境下の中、出来る範囲内での自主練習を皆で励まし合いながら毎日続けていたに違いありません。
 また、インターハイや国体も早々と中止が発表され、目標を見失いかけたこともあったかもしれません。それでも「春高バレーで日本一を目指すんだ」という揺るぎない目標を持ち続け、日々努力してきたみなさんの姿にはただただ頭が下がるばかりです。
 またもう一つ印象的だったことがあります。今回の本戦の試合中、どんな局面になっても、みなさんはとても冷静で自分たちのプレーをし続けていましたね。そして試合後にインタビューされた際には、どの選手も「自分がやってきたことを信じて」「仲間のことを信じて」明日も目の前の1プレー1プレーを大事に戦っていく、「自分のやるべきことをしっかりやる」とコメントしていました。そこにはみなさんが共有する信念が強く表れていたと思います。その信念がチームとしての総合力を高めたことと思いますし、試合を通じてみなさんが一戦一戦さらに成長していけたことが今回の偉業につながったのだと感じています。みなさんの活躍には我々も大きな力と勇気をもらいました。本当におめでとうございます。感動をありがとう!

 それでは、バレーボール部のみなさんの春高バレー準優勝を称えて、全校生徒・教職員一同より、盛大な拍手を持ってお祝いしたいと思います。それではみなさん、、拍手!

 どうもありがとうございました。

 

 それでは私の話に続きまして、本日はバレーボール部の鹿嶋キャプテンにこちらに来てもらっていますので、バレーボール部を代表して準優勝の弁をいただきたいと思います。では、鹿嶋キャプテンお願いします。

 みなさん、おはようございます。バレーボール部キャプテンの鹿嶋明里です。
 みなさん、今回はご声援ありがとうございました。みなさんの応援に背中を押され、決勝のセンターコートまで勝ち上がることができました。この1年間、練習が思い通りにいかず、悔しい思いもしましたが、しんどい時も悲しい時も共に乗り越えてきた仲間がいました。本当にこのメンバーで良かったと心から思います。
 日本一には一歩届かなかったけれど、バレーボールができる喜びや、あたり前のようにそばにいてくれる人、自分たちを色々なところからサポートしてくれる方々、あたり前のことがあたり前ではないことに気付くことができ、この1年感謝あふれる年になりました。ここにいる仲間と1年間戦えたことをうれしく思います。
 今回成し遂げられなかったことを心に留め、気持ち新たに前を向いて一日一日を大切に過ごしていきます。これからも熱い声援よろしくお願いします。ありがとうございました。