立秋

 
今日は、暦の上で『立秋』です。
暑い夏が終わり、少しずつ涼しくなって秋の気配が漂う頃です。
とは言っても、今年は長い梅雨がやっと終わり、これからが夏本番となります。
ですから、秋とは言うものの、まだまだかなり暑い日が続くので、立秋以降の暑さを「残暑」といいます。
ちょっとした挨拶も「残暑が厳しいですね」というと季節感がでます。
「暑中見舞い」は、立秋以降「残暑見舞い」となります。
 
例年であればこの頃は、月遅れの「お盆」を前に各地で夏祭りが開催されますが、
今年は縁日や花火が中止となり、寂しい夏休みとなりそうです。

お盆が過ぎるころには、涼しい風が吹き始め、秋の気配を感じることができます。
空を見上げると空が少しずつ高く感じられようになり、もくもくとした夏雲の上に、
はけで掃いたような秋の雲が見えることがあります。

 夕暮れ時にはヒグラシの鳴き声が響き渡ると、夏も終わりに近づき、
 深い霧がまつわりつくように立ち込めるころ、朝夕のひんやりとした空気に
秋の足音を感じるこ都ができます。いよいよ短かい夏休みも終わりになります。
 
コロナの影響で変則的な1学期ならびに夏休みになりましたが、
明日からの短い夏休みを有意義に過ごしてください。