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合同朝礼あいさつ(10/1)

2019.10.01

 今日から10月、例年ですと秋本番を迎え,衣替えをする時期ですが、まだまだ暑い日が続いています。今日も30度を超える真夏日になるという予報が出ています。引き続き熱中症に気をつけてください。
 先週は滝井フェスタ体育大会がありましたが、大変盛り上がっていい大会になりました。応援団の演技もレベルが高くなっていましたし、競技の部では大縄跳びの記録が例年よりもかなりよかったと思います。競技全体を通じて、皆さんが最後まであきらめないで全力で頑張る姿を見て本当に感動しました。ぜひこれからの人生においてもこのことを忘れないでください。

 日本国内のスポーツに目を向けますとラグビーでは日本代表が世界ランキング2位のアイルランドに歴史的勝利を収めたというニュースがありました。また、バレーボールでは日本代表が最後の大阪大会で3連勝を果たし、来年の東京オリンピックでのメダルに大きな期待がかかります。実は、バレーボール日本代表のセッター宮下遥選手は滝井高校の卒業生で、リオ五輪のときにも日本代表として活躍していました。今回は途中からの出場が多かったのですが、大事な場面で力を発揮し勝利に大きく貢献していました。昨日、宮下さん本人と会う機会があり、大きな舞台でプレーするときには、身体のコンディションはもちろんですが、精神的なプレッシャーが大きくその準備が大変だと話していました。きっと東京五輪代表として選出されると思いますのでみんなで応援しましょう。
もう一つスポーツの話題ですが、今茨城県で国民体育大会が開催されています。本校からはフェンシング部の寺園にこさんが大阪代表として出場します。是非頑張ってください。
 

 さて、3年生は早くも就職試験や推薦入試の結果が届き、進路が決まった人もそろそろ出てきています。内部進学の試験も始まりました。これから外部の推薦入試も本格的に始まります。1,2年生は来年度の科目選択のこともあり、将来の進路について考える時期です。
 そこで今日は「働くこと」について少し話をしてみたいと思います。
 
 皆さんは「なぜ働くの?」と聞かれたら何と答えますか。おそらく「収入を得るため」というのが一番多いでしょう。もちろん,生活をするために働くのは大切な理由の一つです。しかしそれだけでしょうか。働くことによって、「生き甲斐」や様々な「喜び」が得られるから、少々きつい仕事であっても、悩んだり,ストレスを抱えたりしながらも、仕事を続けられるのではないでしょうか。

 働くことの意義として、例えば、仕事を通して自分の夢が実現できたり、自分が成長できたりする喜びがあります。また、社会全体あるいは地域や誰か人のために役に立つ喜びがあります。
 先日、3年生の生徒がパナソニックミュージアムを見学しました。パナソニックの創設者である松下幸之助さんの記念館の展示を見て、すごい方だと感じたと思います。松下幸之助さんは「人々が便利で豊かな生活を送ることが出来るように」と思い、色々な電化製品を次々と考案されました。そのおかげで今私たちの生活は豊かで便利になっているのです。
 このように、働くことの意義や目的は人それぞれです。だからこそ、就職先を選ぶときには、単に給料がいいところだけを考えると失敗するのです。自分は何をしたいのか、どんな仕事が向いているのか、まず自己分析をしっかりすることが大切です。その上で、様々な職業、業界のことを調べて選択する。その際、ただ情報収集だけではなく職場体験等も通じて、自分の夢や希望とのマッチングをよく考えることが必要です。最後に、求人情報で様々な条件などを考慮して受験する企業を選ぶのです。

 私自身の場合、最初から教員をめざしていたわけではありません。高校2年の頃から英語に興味を持ち、ある外国語大学に入学しました。そして、海外で活躍出来るように民間企業への就職を考えていました。しかし、大学4回生の時に自分の母校へ教育実習に行き、考えが変わりました。生徒に英語を教え、生徒と一緒にクラブで汗を流す喜びに魅力を感じました。そこから私の教員生活が始まり、もう42年目に入りました。自分自身は毎年確実に年を取りますが、目の前にいる生徒はいつまでも15歳から18歳の若者です。若い人達にパワーをもらいながら、自分自身も成長出来たと思っています。最初に教えた卒業生は今年で59歳です。高校生の時は教師と生徒の関係でしたが、今は同じ世代の人間として話題を共有しながら付き合いをしています。こんな職業って他にないですね。教員という道を選んで本当によかったと思っています。
 
 これから、AIがますます発達する時代に入り、企業が求める人材も変化していきます。

 社会人として必要となる基礎的な知識や技能を身に付けることはもちろん大切なのですが、身に付けた知識や技能を活用して、自分で考え、判断して行動できる力や、さらに新たなものを創り出す力やチャレンジ精神、さらには、様々な人とのコミュニケーションができる力が求められます。
 高校3年間というのは、学力はもちろんのこと、学校行事や生徒会活動、クラブ活動などを通して色々な体験をすることで、このような社会が求める力を身に付けることができるのです。幼稚園や保育園、薬局や病院での実習などに行くことで、保育士、薬剤師、看護師などの仕事を体験し、自分が向いているか向いていないかを見極めるのも大事なことです。
 是非皆さんもこの機会に、働くことの意味を真剣に考えて自分の将来の進路を決めてください。
 
 来週は前期期末考査です。今はしっかりと授業に集中して、しっかり勉強して前期をいい形でしめくくるように頑張りましょう。