滝井の人

岡田 哲

2022.09.03

 こんにちは。数学科の岡田です。いまだにコロナが収束しないままもう3年目になりました。前回、写真の趣味について載せましたが、毎年撮影に行くイベントがみんな中止の状態が2年続いています。出かけることも少なくなり、本当に残念だなあという気持ちでしたが、一眼レフが泣いてるので、休みの時に近い場所で何か写真を撮ってみようと思い、ちょくちょく近所の公園などで何か面白いものが取れないか試みていました。
 普段何気なく通り過ぎている場所には季節ごとに様々な花が咲いているので、じっくり見てみると面白いものが取れたりします。レンズの種類で、マクロレンズというのがあって、普通のレンズより被写体に接近して撮影できるものです。被写体に5cmぐらいまで近づいて撮影すると思いもよらぬ不思議さを感じるものや何かわからないけど美しい?ものが撮影できたりするものです。例えば、6月のある花の一部を近づいて、ど・アップでとってみると、何か色とりどりの和菓子のような写真が撮れたりしました。

なんか、美味しそう?
なんか、美味しそう?
実はガクアジサイです。
実はガクアジサイです。

 小さな花だと見逃しているのに、ふと立ち止まって、いつもと見方を変えてみると、全然違う一面が見えたりして、ファインダーをのぞきながら、とてもワクワク・ドキドキしていました。いつもと見方を変えると別のものに似ていると感じたりして、それを作品のタイトルにしたりします。

 また、昆虫の目線から見るとこんな感じなのかなと想像しながら撮影するのが意外と楽しいのです。

「ダンス」
「ダンス」
「虫目線・お宝発見!」
「虫目線・お宝発見!」
「神秘」
「神秘」

 また皆さんは昆虫と聞くだけで毛嫌いされていますが、よく見ると、とっても美しく、自然にこのようなグラデーションのような色になっていることに不思議と感じるとともに感動しています。
 皆さんも、忙しく過ごされていると思いますが、普段見過ごしている身近な物でもちょっと気に留めて、いつもと見方を変えると違った感動があるかもしれませんよ。

このトンボの羽の色が美しい!
このトンボの羽の色が美しい!
これは、家のベランダのプランターに咲いた花ですが、自然の幾何学模様があることに感動しました。
これは、家のベランダのプランターに咲いた花ですが、自然の幾何学模様があることに感動しました。