滝井の人

松野尾 恵

2022.07.04

こんにちは。国語科の松野尾です。 滝井の人に登場するのは2回目です。お久しぶりです。 2年ほど前に書いたときは、受け持っていた71期生を送り出し、私は産休をもらっているときでした。 あれから月日は流れ、子どもはもうすぐ2歳の誕生日を迎えます。 よく食べて、よく動く、元気な男の子です。 私は今度年から仕事に復帰し、担当している2年生の顔と名前は8割くらい覚えたかな・・・といったところです。 元気いっぱいのみなさんにパワーをもらいながら仕事に育児に慌ただしい日々を送っています。 4月の学年集会でも言いましたが、今年の目標は 「フルマラソンに挑戦すること!」 先日シューズとウエアを購入し、形だけは万全の体制です。 あとは、練習して当選を祈るのみ。 走ることが決まったら、またみなさんにお話ししますね! 話は変わって、 みなさんは最近、人に褒められることはありましたか? 家族、先生、友達・・・ 人に褒めてもらうってとても嬉しいことですよね。 次はもっと頑張ってみようという活力にもなります。 しかし、私が尊敬するある先生が以前、このようなことをおっしゃっていました。 「褒められるうちはまだ大人とみなされていないということ」 確かに社会人になると、褒められる機会ってほとんどないんです。 時間を守れて当たり前、自分の身の回りのことは自分でできて当たり前・・・。 子どものころは褒めてもらえていたことが、大人になると褒めてもらえなくなります。 一件、悲しいように思えますが、裏を返せば、成熟した大人として認められたという意味でもあります。 反対に、いつまでも褒められるということは、まだまだ大人として見てもらえていないということかもしれません。 私自身、教員として働き始めて4年目を迎えていますが、まだまだ未熟者です。 小さなことで褒めてもらうこともたくさんあります。 もちろんその時は嬉しいのですが、ふとした瞬間に「あっ、まだまだだな」と感じています。 高校生のみなさんは、滝井高校の優しい先生たちに褒められる機会がたくさんありますよね。 もちろん、褒められることが多いというのはすばらしいことです! しかし、これから先、褒めてもらうことは少なくなっていくでしょう。 でもそれは、認めてもらえていないということではなく、きちんと「大人」として接してもらっているということです。 褒めてもらうときも、そうでないときも、どちらも幸せだと感じられる人になりたいですね。

夏ですね!私は夏が大好きです!本文と全く関係ありませんが・・・今年はこんなきれいな海で泳ぎたい!
夏ですね!私は夏が大好きです!本文と全く関係ありませんが・・・今年はこんなきれいな海で泳ぎたい!