上田 彩
2022.05.25
みなさん、はじめまして。
英語科の上田 彩と申します。
今年の4月から滝井高校に勤務することになりました。
どうぞよろしくお願いします。
さて、みなさんはロールモデルという言葉を聞いたことはありますか?
ロールモデルとは「模範となる人」のことです。
「お手本となる人」や「尊敬する人」といった言葉が意味的に近い表現でしょうか。
私には、身近な方からお会いしたこともないような有名な方まで様々なロールモデルが存在します。
今回は、その中の一人である通訳者の関谷英里子さんについて紹介します。
関谷さんはアル・ゴア元アメリカ副大統領やダライ・ラマ氏の同時通訳を務めるなど、通訳者としても一線で活躍される一方で、ご自身で通訳サービス会社も設立されています。
そんな彼女でも自分がちっぽけな存在に感じることがあるようで、海外メディアのインタビューから、そんな気持ちになったときは自分の気持ちをどう処理すればいいか、世の中の女性にアドバイスをというリクエストに対して彼女は次のように回答していました。
自分の仕事にただ集中すること。
人と自分を比べないこと。
楽観的になること。気分が沈んだときも、後になって振り返ったら笑い話になっている。
ごくごく当たり前のことではありますが、私にとって、つい忘れてしまいがちになることばかりです。躓くたびにこの言葉を思い出すようにしています。
みなさんもぜひ、みなさんにとってのロールモデルを見つけてください。
身近な存在であっても構いません。
うまくいかないことがあったときは、その人ならどう対応するかを考えて真似てみましょう。きっと前に進むことができるはずです。
