滝井の人

芝野 翔也

2021.05.24

皆さんこんにちは!
地歴公民科の芝野です。「滝井の人」に投稿するのは2回目ですが、1回目の投稿から身のまわりも変化したので、まずはその変化についてお話しします。


変化したこと、まずは「年齢」です。1回目の投稿では「まだ27歳でピチピチ!」とか言ってましたが、時が過ぎるのは早いもので29歳になりました。20代ラストイヤーを、まだまだ若々しく頑張りたいと思います。
 

次が「住むところ」です。昨年寝屋川市から引っ越しました。寝屋川も素晴らしいところでしたが、今のところもご近所さんが優しく、とても気に入っています!
 

そして「趣味」も変わりました。前回、バイクに乗ることが趣味と紹介しましたが、売ってしまいました。売ったお金でエアコンを購入することに。今は家で冷凍のタピオカを茹でてタピオカミルクティーを飲むのが趣味になっています。
 

と、いろいろ変化したことはありますが、この2年で最も変わったことは、子どもが生まれたことです!コロナ禍ではありますが、元気な男の子が生まれてきてくれて、幸せいっぱいの日々を送っています。
 

「人生の中で、最も幸せなことは、我が子をもつということだと思います」
 

昔、ある滝井の先生が言っていた言葉です。当時の私はまだ子どもがいなくてわかりませんでしたが、今ならわかる気がします。辛いこと、しんどいことがあっても、家で待っててくれる家族がいるということは本当に素晴らしいことだなと実感している毎日です。
 
 

愛車 すごくカッコよくないですか!?
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タピオカ用ストローも購入する徹底ぶり!
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5月5日 初節句
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前置きが長くなりました。それでは、前回は海外の話をしましたが、今回は私の母の話をしたいと思います。
 

先日5月9日は「母の日」でしたね。母の日というと「カーネーションを贈る」というのが定番かもしれませんが、最近は必ずしもこの限りではありません。バラやアジサイなどを贈ったり、普段食べないようなちょっとしたお菓子を贈ったりと、日ごろの感謝の気持ちを表現するものは人それぞれです。
 

私の母はカーネーションよりもバラや胡蝶蘭が好きなので、毎年郵送ではありますが花を贈るようにしています。皆さんも母の日には何か贈り物やありがとうの気持ちを贈りましたか?思春期真っただ中の中学生・高校生からすれば「母親にそんなことするなんて・・・」と恥ずかしいかもしれませんね。でも、普段ありがとうなんて言えないからこそ母の日を使って言ってみたり、言えないからこそ贈り物で表現してみたりと、このイベントを使って表現できたらいいですね。


まだできていない人も大丈夫!今月までは間に合います!セーフです!今月中が無理なら来年の母の日こそは!と心づもりをしておいてください。ちなみに世の中には「父の日」もありますので、地味に期待しているお父さんにも一声かけてあげようね(今年は6月20日)。





さて、そんな私の母も今年で60歳。私が幼い頃からずっと働き、3人の子育てをして、末っ子の私が成人して就職したころには、もう54歳でした。見た目も、精神的にも、なんだか疲れているような姿が印象的でした。
 

子育てからやっと解放され、自分1人の時間を持つことができた母は、その歳でありながらも「介護の仕事に就きたい」と言い始めました。そう思い立った母は、若い世代と混じりながら、和歌山から天王寺の学校へ通い、介護の勉強を始めました。


「その歳からで大丈夫?」と私自身が不安でしたが、昨年「家政士」という資格を取得し、そして今年無事に「介護福祉士」の資格を取得し、現在も介護士として働いています。年に2度程度しか顔をあわせない母ですが「やりがい」や「生きがい」を見つけた母は不思議と年々若々しくなっています。
 
 
いくつになっても、自分の限界を自分で決めず「やりたい」と思ったことに正直になるって素敵だなと感じました。繰り返しになりますが、母は今年60歳です。介護の仕事をしても、この先何十年もできるものではありません。それでも努力を重ねて勉強をしたのは、きっと「やりがい」や「生きがい」のためだったのではないかなと感じます。


きっとこのことは母だけではなく、誰しもあてはまることではないでしょうか。中学生、高校生の皆さんも、どうか自分の限界を自分で決めず「やりたい」と思ったことに正直になって、その実現のために必要な努力を積み重ねてください!きっとそんな思いをして就いた職業というのは、簡単にはブレない、あなたの人生とって素晴らしいものになると思いますよ!