滝井の人

高鍋 幸歩

2020.09.14

皆さんはじめまして。

保健体育科教員の高鍋幸歩と言います。

専門種目はバスケットボール。中学校から大学まで続けてきました。

現在、第3学年の看護進学コースの担任を受け待っています。

 

さて今年は新型コロナウイルスの影響によりイレギュラーな始まりとなりました。まだまだ予断を許さない時期ではありますが、6月から始まった学校生活もすでに夏休みを迎え今月は9月に入りました。今年の夏は、年々暑くなってくる夏に対して更に暑かったうえに新型コロナウイルスの感染予防もしなければいけなくて、熱中症とダブルで注意が必要な夏でしたね。

顧問を受け持っているバスケットボール部の練習でも熱中症に気をつけながら、感染リスクにも気を配らなければいけなくて、なかなか毎年のような練習ができなくて大変でした!

 

また、普段であれば気にせずできていた練習試合もなかなかできず、今年は実践的経験が少なくなってしまいました。

 

ただ、悪いことばかりというわけではなく、この状況だからこそ出来たこともありました。

それは練習中、普段なら気にもとめず見過ごしてしまいそうな細かなことに目を向けることができたことです。

普段よりもできることが制限される分、時間には余裕があったからこそできたことです。部員たちも、最初は身動きが取りずらい状況、満足に練習ができないことへフラストレーションが溜まっていました。ですが、今だからこそ自分自身を見つめなおせる時間でもあるんだとプラスに切り替えることで、個々の技術力への向上に意欲的に取り組みました。また、個人だけではなくチーム全体としても、お互いに指摘し合うことができたり、意思疎通を図ろうとする努力が見えるようになりました。

 

現在は、9月に行われる公式戦に向けて日々の練習や練習試合に奮闘しています。ただ、本格的に練習ができるようになってから、公式戦までにはそれほど時間もないので、自粛期間中の頃に比べて、今度はいかに時間を有効的に使えるかを考えながら、1つも無駄な時間を過ごすことがないよう練習を行っています。

 

 

 

そしてこれは私自身の話になってしまうんですが、大学まで続けてきたバスケットボールを今でも趣味として続けています。多いときは月4回ほど、同じ目的の人たちと集まって一緒にバスケをしています。女性の人数はギリギリ10(バスケは5vs5人で行います)揃う時もあれば、5人しかいない時があったりで、たまに男性に混じりながらゲームをしています。男性に交じりながらゲームをする時は、たとえ男女の力の差があろうと負けず嫌いなのでガツガツ攻めにいきます。また、女性扱いされて男性側に力を緩められるのも嫌いなので、少しでもそんな風にされると、「女性でもこんなにできるんや!」という思いで余計にガツガツ攻めにいって男性を弾き飛ばしたり、、、()

大学までバスケを続けてきて「なんでこんなしんどい競技してんねやろ」と思うことも多々ありましたが、それでもやっぱりバスケをすることが好きで、私自身の人生には欠かせないものです。

なので、緊急事態宣言中は学校と同じように普段借りている体育館が使えなくなってしまったので、バスケがなかなかできませんでした。もうその期間中はバスケがしたくてしたくてたまりませんでした()

今は普段通りにとまではいきませんが、感染予防に努めながら以前と同じ頻度でバスケができるようになりました。とてもとても嬉しいです!!!!!!

 

 

部活のことも含めてですが、今回改めて思ったことが「当たり前にできること」がどれだけ「ありがたいこと」であるか。また、私たちの当たり前の生活がどれだけの人によって支えられてきているのかを考えさせられました。

部活であれば、今回9月に公式戦が実施できるようになりましたが、その為に沢山の関係者の方々が事前に何度も何度も協議し、感染リスクがあるにも関わらず実施できることになり、そのための新たな取り決めや試合会場の手配、厳重な抽選会の準備などをしてくださっています。私自身の話であれば、バスケで使う体育館の管理など、感染予防、感染拡大防止のために動いてくださっている方々が沢山います。もちろん医療従事者や様々な教育機関もそうです。

そういった方々の存在があるからこそ、少しづつ元の生活戻りつつあるということをしっかりと胸に留めておかなければと思います。

そして、今私たちに何ができるのかを一人一人が考えて行動していくことが求められています。それぞれがそれぞれの「当たり前」を取り戻していけるよう皆さん一丸となってコロナと戦っていきましょう!

 

えい!えい!おーーーーーーーーーーーー!