滝井通信

Sense of Wonder

2020.07.13

梅雨の 長雨が つづいています。
滝井高校の グラウンドも このごろ 水浸しです。
その グラウンドの一部が 緑色になっているところが あります。


グラウンドに降りてみると クスノキの葉が落ちている そぐそばの地面が
緑色になっています 「これは何だろう?!」
・・・・このままでは何もわからない


準備したものは・・・・
スライドガラス カバーガラス ピンセット 柄付き針
顕微鏡を 収納庫から取り出して  準備完了 !

ピンセットで 採集した検体を スライドガラス上で ほぐします。
肉眼でも 緑色の 糸状の物体が 観察できました。

顕微鏡で 観察すると 鮮やかな 緑色です。
緑藻のなかま かもしれません。
緑藻は 陸上植物(被子植物 裸子植物 シダ植物 コケ植物)の祖先だと考えられています。

長雨のおかげで 長時間にわたって グラウンドが 水浸しになりました。
大きな 水たまりが 突如として 出現したのです。
そんな 一時的にしか 存在しない 住処(すみか)にも 生物は 侵入してきます。

長雨に 陽ざしを待ち望む ペチュニアの花は 元気なく横たわり、
長雨を ものともしない インパチェンスの花は 咲き誇っています。

花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめ(長雨)せしまに