滝井通信

好奇心旺盛な人になろう!

2020.06.15

 今日は今月二回目の合同朝礼がありました。前回に引き続き、放送での朝礼です。
 以下、校長先生のお話しです。



 みなさん、おはようございます。校長の松下です。私はみなさんが高校生活を送る上で心掛けてほしいと思っていることが三つあります。それは、一つ目は、何事も好奇心旺盛に興味をもとうということ、二つ目は、まずはやってみようとのチャレンジ精神をもとうということ、三つ目は挨拶をしっかりしよう、ということです。1年生のみなさんには、入学時のお祝いのメッセージとしてお伝えしましたね。2年生、3年生のみなさんもホームページで見てくれた人もいるかと思います。その三つの項目のうち、今日は、「それって何?」と何事にも好奇心旺盛に関心を持とう、ということについての話をしたいと思います。

 しかし、好奇心旺盛にとか、色々なことに関心を持ってとか言われても、どうしたらいいの?と思う人はいませんか?別に難しいことではありません。それは『素直』であることです。人は若かろうが、歳がいっていようが、何かにつけ、ついつい知ったかぶりをしがちです。知らないということを恥ずかしがるからです。好奇心旺盛な人にはこれがありません。自分の知らないことに出会うと、「それ知らない。それって何?」「初めて知った。教えて。」となって、どんどん新しいことを吸収していきます。好奇心旺盛な人間になるためには、知らないことを知らない、分からないことを分からないと言える勇気を持つことが必要です。つまり、『素直』でなければなりません。『素直』な人は自分の周りで起きる色々なことに気づくことができます。また直感的に、これだと思える出会いの感性も磨かれてきます。

 また、好奇心旺盛になるためにもう一つ必要なことがあります。それは、『謙虚』な姿勢です。

せっかく新しいものに出会っても、それを受け入れることが出来なければ、それを活かすことも出来ません。『謙虚』に受け入れる姿勢、今までの自分をかたくなに守ろうとせず、新しいものに向き合おうとすることが大切です。

 みなさんにはこれから様々なことが起き、多くの人との出会いがあります。いつも『素直』な心と『謙虚』な姿勢で臨んでいれば、きっと好奇心旺盛な人になれます。色々なことが気になってくるからです。そうすれば、みなさんの感性は磨かれ、自分で色々と考えるようになります。そうして、自分の考えをしっかりと持てる大人に成長していけるわけです。

 みなさん、これからも「それって何?」の精神で、好奇心旺盛な人になりましょう。私の話は以上です。どうもありがとうございました。


 

 

 今日から通常授業となり、宿題考査が終われば、あさっての水曜日から部活動も再開します。梅雨に入り、うっとうしい日が続きますが、少しずつ「滝井スクールライフ」も日常に戻りつつありますね。