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普通科:看護進学コース
海外体験

JRC(赤十字)大阪府支部 第二回青少年メンバー連絡協議会と勉強会(9/22)

2019.09.25

令和元年9月22日(日)13時から、天満橋の大阪赤十字会館にて開催された会議と勉強会に本校から4名が参加しました。
 
 「協議会」                                              
 今年度の会長、副会長などを決めました。各校メンバーさんから選出された新役員さんの活躍を期待します。
 今回の協議会で話し合われた内容は以下です。
・12月1日(日)には午後から救急法基礎講習をすることになりました。実技と筆記の試験があり、これに合格すると、さらに上級の、二日間にわたる救急員養成講習への参加ができるようになります。上級編については来年(度?)に実施の予定です。今回までの会長さん副会長さんなどの役員さんが頑張って実現してくれました。
・1月26日(日)には、SDGsの研究発表(各校の任意参加)があります。
・2月のメンバー協議会のテーマがSDGsに決定しました。
・冬の献血呼びかけ運動は、12月18日(水)、20日(金)、26日(木)が候補日としてあがりました。
・残念なお知らせは、大阪府支部で計画されていた「中東スタディーツアー」が、最近の中東地域の緊張を受けて中止となったことです。
・昨年度、ネパール、今年度、バヌアツで実施された海外スタディーツアーについても、今回でひとまず終了となり、来年度に同様のスタディーツアーは今のところ予定されていません。
・夏にマレーシアのメンバーを受け入れた大阪のメンバーから、受け入れの簡単な報告と次回へのアドバイスがありました。
 

日程に沿って、内容について報告しました。バヌアツの災害教育についての問題は、「お金が足りないこと」であり、ホームステイの経験からは、「お風呂が川、水洗ではないトイレ」などから、衛生面でも問題があることがわかった、とのことでした。
 
 昨年度のネパールスタディーツアー参加者や本校の雨宮さんらで、他府県メンバーや海外メンバーとの交流、連携が模索されています。頼もしい限りです。
 
「ディスカッション」
 当初は「地雷ゲーム」を予定していましたが、参加者多数のため、国際時事問題ディスカッションとなりました。

 A.支援される側(ステークホルダー)
 B.支援をしぶる側(ステークホルダー)
 C.支援をしたい側(ステークホルダー)
の3つのステークホルダーに分かれて、6つのグループでそれぞれディスカッションを始めました。
 
お題は、以下の3つです。
1.難民問題-難民が学ぶことで世界が変わる(ロヒンギャ難民)。
  A.ロヒンギャ族  B.バングラデシュ政府    C.教育支援したい側
2.気候変動-なぜ世界はそれでも動かないのか(グローバル気候マーチ)
  A.環境保護派   B.企業(A.かC.かで迷っている)  C.経済発展支持派
3.基礎保健-女性が大人になること、それは格差の始まり(男女の教育格差‐ケニヤ)
  A.初潮を迎えた女性  B.国、地方自治体(保守派の指示が頼り) C.支援したい側
 
 難民問題では、現場でロヒンギャ難民の一人が語った言葉が紹介されました。「私は家族も家も全てを失った(奪われた)。しかし私から教育(英語などの外国語が話せること)を奪うことはできない」
 教育で得た知識や技術をもった難民は、避難先に定住し、避難先の国民の職業(賃金)や生活を脅かすという心配があることを知りました。
 
 気候変動問題では、スウェーデンの女子生徒グレタ・トゥーンベリさんが始めたスクールストライキFridays For Futureについて紹介されました。ディスカッションでは、相手の立場も考えながら主張することが大切と学んだグループもありました。この問題では、B.の民間企業が問題解決の鍵を握るステークホルダーであることがわかりました。
 
 基礎保健の問題では、初潮を迎えたケニヤの女子生徒が、「生理用品を用意できない生理中の女子が学校で授業に出られない」現実に失望して自殺した事件について紹介されました。保守派の支持が必要な国や地方自治体の役をしたグループは、「表には立たないが、支援活動を後押ししたい」というような大人な発言が聞かれました。また、男子生徒からは「自分ではどうしようもないことを、生理現象と呼ぶ。それならば、男子も女子の生理(現象)について学ぶ、教育することを始めないと」という意見が出されました。
 
 上記の3つの問題は、「直接自分たちに関係がないから」と言って放置すると、以下のように必ず自分たちにも返ってくるものだとのお話が最後にされました。
 
ロヒンギャ族→人口増加→治安悪化→過激派出現→世界情勢の不安定化
気候変動→土地が減る→食料不足→難民→人口増加→治安悪化
→災害→経済疲弊→難民→人口増加→治安悪化
教育格差→発展途上国の成長ストップ→先進国がコスト削減→先進国の経済崩壊

 次回は10月13日(日)のギャザリングです。発展途上国支援についてのディスカッションになるようです。ネパールとバヌアツについて、少し調べてから参加したいものです、