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Osaka International
Takii high school
2021.01.14

創立記念日

『帝国高等女学校設置ノ件許可ス 昭和4年1月18日』

 これは、文部省(現 文部科学省)より学校設立の認可を受けた文書の文面です。この日から、現在の大阪国際滝井高等学校ならびに大阪国際学園の歴史が始まりました。
 
 第一回の入学式は、昭和4(1929)年4月10日に行われました。まだ制服もなく式場には1・2年生合わせて125名が参列しました。新聞広告で募集が行われ、157名の応募者のなかから、4月1日の入学試験を突破した生徒達でした。授業は1年2クラス、2年1クラス、教員は14名でスタートしました。
 
 創立当初、当時の校長先生のほか、設立にかかわった方々は、口々に教育の基本は「人をつくることにある」として人格形成をうたわれていたようです。つまり現在学園の理念として掲げられている“全人教育”を目指していました。建学の精神が現在も脈々と息づいていることがわかります。
 
そこで改めて現在の本校の理念や教育方針を振り返ってみましょう。
 
大阪国際学園の理念
      建学の精神である「全人教育」を基礎として、
                礼節を重んじ、世界に通じる心豊かな人間を育成します。
 
教育方針
     “凛とした美しい人づくり”
  1.豊かな人間性と高い品性を養い、自ら判断し行動できる女性を育成する。
  2.目標を高く掲げ、個性を伸ばし、社会に貢献できる女性を育成する。
  3.日本の文化・伝統に親しみ、異文化を理解し、広い心で考え、活躍できる女性を育成する。
 
92年にわたる本校の歴史の重みと、グローバルな現代社会に即した感覚とを盛り込んだ素晴らしい理念であり、方針だと思います。私たちは日々この言葉をかみしめて学校生活を送りたいものです。

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