体験に勝るものはない

　先日、大阪市内のある中学校の取り組みで「高校訪問」の受け入れをさせていただきました。午前は、大阪国際滝井高校、午後からは近くの高校を訪問する計画でした。
　午前九時過ぎ、中学校の先生から一本の電話が入りました。「生徒が行き先を間違えてバスに乗車してしまい、滝井高校に到着するのが遅れます。本当に申し訳ございません。」とご丁寧にお詫びの連絡がありました。
　中学校では事前指導を念入りにされていましたが、間違えてしまったようです。７人グループでの行動ということで注意力が散漫になったことも原因かもしれません。そして、リーダーの存在も重要と思いますが、一人ひとりが目的地をしっかり把握できることで間違いを正すことも出来ます。私も失敗した経験があります。自分に言い聞かせております。
　幸い予定の時間に遅れることなく、生徒の皆さんは、笑顔と明るい表情で大阪国際滝井高校に到着することができました。これも中学校のきめ細かな進路指導の結果、「行程時間に余裕を持たせている。」からだと思いました。
みなさんはきっと来春の入試当日に向けて貴重な体験をされたと思います。
　さて、高校訪問で大阪国際滝井高校の第一印象についてアンケートに記入していただきました。「学校がすごくきれい、すごくきれいな学校、外国みたい、バレーボールが強い」などでした。中学生が実際に高校を自分の目で見て体験した感想に、私はとても感動と勇気と自信を頂きました。ありがとうございました。
　そして、創立九〇周年の伝統ある職場に勤務できることへの感謝をしております。また、多くの中学生に大阪国際滝井高校の素晴らしさをさらに広めるためにも、自分自身の成長で募集活動に邁進してまいります。