ワクワク・ドキドキを感じよう！

　世の中のスピードが速く、毎日の生活も、そのスピードに遅れないようにするのに忙しい。もちろん、子どもたちも。
　自宅近くの小学校の正門前には、下校時間（学校から帰校時間の連絡あり）になると、大勢の保護者・祖父母等が迎えに来ています。どうやら小学生を自転車や車に乗せ、塾やお稽古事に連れて行かれるようです。その様子を眺めていると、「これでいいのかなぁ」と考えてしまいます。
　「人間の原点は自然とともにある」と考えている老婆には、昔のように友だちとじゃれあいながら帰る姿や、道端の虫や木々や花を発見、観察しながら帰る子どもたちの声が懐かしい。

　４歳の孫が新聞紙を部屋一杯に広げ、セロハンテープとハサミを使って新聞紙で作ったドレスや帽子や忍者衣装を身にまとい、得意になっている姿が眩しい。大人社会の規制枠から解放してやることが、子どもたちが「ワクワク・ドキドキ」感を創出し、模索しながら生きる力を育んでいくのではないでしょうか。
　滝井高校の総合進学コースは「ワクワク」「ドキドキ」の仕掛けがいっぱいです。滝井高校は、生徒たち自身がワクワク・ドキドキを感じながら自分の可能性を開花させ、自分の将来を思い描き、突き進んでくれることを目指しています。